一柳くるみさんは，当院初診時には叢生を伴う過蓋咬合(深い噛みあわせ)でした．２年4カ月の矯正動的治療を経て，どこの歯を抜くこともなく非抜歯で，一歯対一歯のかみあわせから，一歯対二歯の理想的な噛み合せになりました．歯を動かす治療が終了して，6年１カ月経った現在も，素晴らしい歯並び・噛み合せを保っております．

　まず，最初の６ヶ月間は，ヘッドギアのみ装着して，上顎の成長抑制と下顎の成長促進を行いました．その後，エッジワイズ・マルチブラケット装置をまず下顎のみセットし，治療開始から1年半で，上顎にもセットしました．
　こんなふうに，装置は必要とされる部分から随時セットしてゆき，最小の努力で最大の治療効果が計れるよう，治療計画しました．

　歯ブラシは，朝昼晩3回のうち2回は5分くらい磨きます．カマクラデントフェイシャルオーソピディクスで言われたところをキレイに磨きます．

　一柳くるみさんはからひとこと・・・，「写真できれいに並んだ歯を見たとき，矯正をしてほんとうによかったとおもいます．」